適用レベル
難易度: ★★★
図に示すように,火床の側に人が立っている.
複雑な火床の形態を,平面積$1.5\,\rm{ m^2}$,平均温度$1500\,\rm{ K}$で代表させ,一方,火床に面した人体の形態を平面積$0.8\,\rm{m^2}$,体表温度$310\,\rm{ K}$で代表させる.
火床の面心$\rm{a}$と人体の面心$\rm{b}$との距離は$1.8 \,\rm{m}$, 線分$\rm{ab}$と火床面との角度は$35^\circ$,線分$\rm{ab}$と人体面との角度は$55^\circ$であるとする.
人体は裸体でふく射率$\varepsilon=0.95$であり,火床のふく射率と等しいとしたとき,次の問いに答えよ.
ただし,二面間の距離に比べて伝熱面積は十分小さく,また反射率も小さいため,反射による再入射は無視できるものとする.
$(1)$
人体が火床から受ける熱量$Q$を概算せよ.
$(2)$
火床からみた人体の形態係数$F_{12}$を求めよ.
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