解答例・解説
光源の鉛直下方向から受照点 P までの角度を $θ$ とすると、受照点 P の照度 $E\ \left[\textrm{lx}\right]$ は照度の逆二乗則により,光度 $I\ \left[\textrm{cd}\right]$ と受照点 P の照度の関係は
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\begin{equation}
E=\frac{I\cosθ}{r^2}
\end{equation}
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で表される。
ここで,光源から受照点 P までの距離 $r\ \left[\textrm{m}\right]$ は\reff{三角関数}により,
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\begin{equation}
\cosθ=\frac{3}{r}
\end{equation}
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であるため,$r = 3/\cos30°$
となる。
したがって,求めるべき水平面照度 $E$ は
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\begin{equation}
E=\frac{I\cos 30°}{(3/\cos 30°)^2}
=\frac{I\cos^3 30°}{3^2}
\approx {108}\ \left[\textrm{lx}\right]
\end{equation}
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となる。