事典の内容を編集するには、まず事典項目を追加する必要があります。階層構造を編集する と同様の操作で追加や削除・並べ替えできます。
事典項目を追加したら、その中にさらに副項目を追加します。ここで本文を入力していきます。
本文中では (La)TeX の数式に関するコマンドが使えます。コマンドは、本文中の数式 $ ... $
または別行立ての数式中で有効です。
入力欄の下の枠中では実際の表示結果を確認できます。数式に誤りがあると数式がそのまま赤文字で表示されたり表示が崩れたりします。ここの表示は文字を入力するたびに更新されるので、誤りをすぐに訂正することができます。
数式の例:
\[
y = x + 1
\]
\begin{array}{cc}
aaa & b \\
c & ddd
\end{array}
\begin{align*}
\cos{2\theta} &= \cos^2{\theta}-\sin^2{\theta}
\\
&= 2\cos^2{\theta}-1
\\
&= 1-2\sin^2{\theta}
\end{align*}
\begin{eqnarray}
A=\left[
\begin{array}{ccc}
a_{11} & a_{12} & a_{13} \\
a_{21} & a_{22} & a_{23} \\
a_{31} & a_{32} & a_{33} \\
\end{array}
\right]
\end{eqnarray}
AMS-LaTeX の機能も使用できます。
$A = \begin{pmatrix}
a & b \\
c & d
\end{pmatrix}$
$\geqq \to \therefore$
数式の表示には MathJax を使っています。
詳細は MathJax Documentation をご覧ください。
本文の最後に図を添付することができます。形式は PDF, PNG, JPEG から選ぶことがます。
図を添付したあと、キャプションを入力できるようになります。利用者画面ではキャプションは図の下に表示されます。
Microsft Word で作った文書を入力するには、あらかじめ「名前を付けて保存」から「単一ファイル Web ページ (*.mht;*.mhtml)」形式で保存する必要があります。
形式は「Microsoft Word」を選択し、ファイルには先ほど保存した mht ファイルを選択します。
Word を使った入力では文字の大きさや色など、一部の書式が無効になる場合があります。
用語の定義は事典副項目の中で次のように記述できます。同時に読みがなも記述します。
[[[単項式|たんこうしき]]]
[[[フックの法則|フックのほうそく]]]
または
\ommindex{単項式}{たんこうしき}
\ommindex{フックの法則}{フックのほうそく}
後者は TeX のための表記です。入力ファイルを TeX で処理するときは、次のマクロを定義することで単なる太字として表示できます。
\def\ommindex#1#2{\textbf{#1}}
用語やほかの事典項目を参照するときは、次の記述をすることでリンクすることができます。リンク先として使える用語と見出しは「入力補助ツール」から探すことができます。
[[単項式]]
\reff{単項式}
リンクに表示する文字を変えたい場合は次のように記述します。
[[表示文字列|単項式]]
\reff{表示文字列}{単項式}
参照先が存在しない場合、リンクが赤の太文字で表示されます。