解答例・解説
(1)
平均到着率を$\lambda$(人/分),サービス率を$\mu$(人/分)とすると,それぞれ次のようになる.\par
\begin{equation}
\displaystyle{\lambda=\frac{1}{3}, \mu=\frac{1}{2}}
\end{equation}
よって,窓口利用率$\rho$は次のように求められる.
\begin{equation}
\rho=\lambda/\mu=2/3\simeq 0.66
\end{equation}
(2)
まず,ポラチェクヒンチンの式より,平均待ち時間$W$は次のようになる.
\begin{eqnarray}
W&=&\frac{1}{\mu}\frac{\rho}{1-\rho} \\
&=&2 \times \frac{2/3}{1-2/3} \\
&=&4 \mathrm{ [minutes]}
\end{eqnarray}
従って,リトルの公式から,平均待ち長さ$\overline{N_q}$は次のように求められる.
\begin{eqnarray}
\overline{N_q} &=& \lambda \cdot W \\
&=& \frac{1}{3}\times 4 \\
&=& 1.33 \cdots \\
&\simeq&1.33 \mathrm{[persons]}
\end{eqnarray}
(3)(2)で求めた通りである.