知識・記憶レベル
難易度: ★★★
1次遅れ系の微分方程式
\[\tau\frac{dy}{dt}+y(t)=Ku(t),\quad (y(0)=0)\]
の入力関数を正弦波$u(t)=A\sin \omega t$としたときの
出力関数$y(t)$は、
\[
y(t)=\frac{KA\tau\omega}{\tau^2\omega^2+1}\left(
e^{-t/\tau}-\cos\omega t+\frac1{\tau\omega}\cdot\sin\omega t\right)
\]
である。
定常状態の振幅が入力波の振幅の半分以下となるようにするには、
入力波の$\omega$をどのように定めれば良いか。
≫ 解答例・解説