単純ばりに一様に荷重がかかっているため,二つの反力$V_A$と$V_B$は等しい。
反力$V_A$と$V_B$は力のつりあいにより
\begin{equation}
V_A+V_B=w×10
\\
2V_A=10w
\\
V_A=5w=V_B
\end{equation}
となる。
位置$x$における曲げモーメントはA点にかかる垂直反力$V_A$と長さ$x$分の等分布荷重影響する。
ここで,長さ$x$分の等分布荷重は集中荷重$w×x$が図心(x/2の位置)に作用していると考えるため,曲げモーメント$M(x)$は
\begin{equation}
M(x)=V_A×x-wx×\frac{x}{2}=5wx-\frac{wx^2}{2}
\end{equation}
となり,
せん断力は$Q(x)$はそれを微分して
\begin{equation}
Q(x)=M'(x)=5w-\frac{w×2x}{2}=5w-wx
\end{equation}
となる。